昨年、母が脳梗塞を発症し、大学病院に入院しました。病気そのものをはじめとして医療制度など、初めて知ることばかりで、家族もパニックでした。とくに困ったのが転院です。

脳梗塞で入院したら、次に転院する病院探しを早い時期に始めなくてはなりません。入院したばかりなのに?と思ってしまいますが、まっすぐ自宅に帰れるような軽度な人でない限り、今いる病院(急性期病院)から、リハビリや療養目的の病院に移る準備をしなくてはならないのです。リハビリ病棟(回復期病棟)に移る場合は発症から60日以内という期限もあります。

母が入院した大学病院では相談員さんが、転院先を探す手伝いをしてくれました。地域によっては患者側が自分で転院先を決めなくてはいけないところもあるようです。ただ、この相談員さんの介入というのが私たちの場合は混乱のもととなりました。

あらかじめ、母の病状や自宅の場所などを考慮した上で候補をいくつかあげてくれたのですが、リハビリのほとんど受けられない病院(病棟)を紹介されてしまいました。脳梗塞患者の転院の場合、リハビリ病棟あるいは療養病棟に転院するのですが、リハビリ病棟では一日3時間リハビリが受けられるのに比べ、療養病棟では一週間に2~3回、20分というところが多いです。

母の場合、脳梗塞が重症であったことから初期の病状をもとにリハビリは無理と判断され、療養病棟を紹介されました。しかし入院した病院内でのリハビリが毎日順調に進んでいたため、家族としてはリハビリをもっと受けられるところに転院したいと考えました。その旨、担当医の先生や相談員さんにもお話ししたのですが、なかなか聞き入れてもらえませんでした。

どうも入院した病院と、転院先として紹介する病院には提携関係があって、提携間で患者をやり取りすることが病院同士、都合がよいようです。提携外と思われる病院に転院したいと希望を出したところ、何とか思いとどまるように説得されました。結局、提携関係にある病院に転院したのですが、この転院をめぐるドタバタは後味が悪い思い出となりました。こんなことなら最初から紹介などがなく、好きなところを探して転院させてくれるシステムのほうが良かったのにという思いです。リハビリ次第で、その後の患者の状態が大きく左右されるので、脳梗塞発症後の転院先選びの詳細について、もっと世間に広く伝わればいいなと思います。

唯一救いだったのは、入院先でも転院先でも看護師さんが皆さんとても親切でよかったことでしょうか。初めてのことで不安だった私たち家族に寄り添ってくれ、本当に心の支えでした。その際に知ったのですが、まだまだ看護師さんは女性が多いので、結婚、出産などを経てパートで働いている方が多いんですね。家庭もあって育児もしながら、私たちにあれだけ親身になってくれたのかと思うと頭が下がります。【看護師 求人 パート 千葉

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